2013/02/08
ご無沙汰しております。銀次郎でゴザイマス。
雪がチラホラと降っておりました。
バイク通勤はツライ季節でゴザイマス。
今日は接続端子についてチョット書いてみます。
接続端子ってあまり一般には知られておりませんが、
電子基板等で多用されております。
電線の先に取り付ける金具の事ですね。
電線の先に端子が付いております。
昔は電線に端子(金具)をハンダ付けしておりました。
今でもハンダ作業はありますが、量産となると大変なので金具の一部をカシメで付けてしまおう
と、半世紀以上も前に考案されたそうです。
その圧着端子が進化を遂げ、現在では様々な場所や用途に合わせて多様な形状の端子があります。
その中でもエンジニアが得意としているのがオープンバレルタイプの圧着方式で、専用の工具を使って圧着すると綺麗な仕上がりになります。
先の画像もPA-21で圧着しました。
http://www.engineer.jp/products/nipper/np05/item_01/pa-21
↑ 端子に電線をセット!指が大きいんではなく端子が小さいのですw
芯線バレルをカシメます。
芯線バレルだけをカシメた状態です。
この段階で、端子を引っ張っても抜けないか?をテストしておきます。
怪力の持ち主でも適度な力でテストしてクダサイ。
本気出せばどんな端子でも抜けてしまいますヨw
端子のサイズやメーカーによって引抜強度の数値があるそうですが、メーカー指定の純正工具等を使って作業した場合にかぎるそうです・・・
残念ながらエンジニア製の工具はそこまで保証ができないのです。
しかし、1つの工具で100種類の端子を圧着できるのデス!
1個しか圧着しないとき、サンプルを製作するときなどご用命くださいマセ。
被覆線も圧着完了。
このXAシリーズ端子はバレルが3つある様に見えますが、先端から2つめの部位は接続時に相手を挟むための構造になっております。
圧着する際はお気をつけくださいマセw