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圧着工具の選び方~オープンバレル端子編~

オープンバレル端子を圧着したい、しかしどの工具を選べばいいのか分からない!

と、いうあなたに工具の選び方をご紹介いたします。



 

 目次

  1. 端子メーカーと端子品番が分かっている場合

  2. お手元に端子がある場合

  3. バレルが長い端子を圧着したい場合

  4. どうしても対応工具がわからない…という場合

 

端子メーカーと端子品番が分かっている場合


こちらの圧着工具対応表から、対応工具をお探しください。


1.下のタブ(端子メーカー別)を対象端子と同じ端子メーカーに切り替えます。


2.[Ctrl]+[F]で検索ボックスを開き、半角英数字で端子品番を正しく入力します。


3.どの工具に対応しているか、〇✕を見て判断します。


 

お手元に端子がある場合

●バレル幅を測定し、適合するダイスを

 選定します。


1.対象の端子のバレルを平行に矯正します。

ラジオペンチなどで、圧着する部分(バレル)を平行に整えます。


2.対象の端子のバレル幅を測定します。

画像の「測定面」の通り、バレルの外側を芯線バレル、被覆バレルそれぞれ測定します。



3.測定した数値を元にダイスを選択する。

出た数値と同じまたは少し大きいサイズのダイスで圧着します。

例:出た数値が0.9mmなので1.0mmで圧着可能。


4.「1.0」のダイスが搭載されている工具を選びます。

詳しくは下記対応工具一覧をご覧ください。

※ダイスが小さい、大きすぎ、などが原因で圧着不良が起こることがございますのでご注意ください。



ダイスサイズ一覧表(ダウンロードできます)

ENGINEER 精密圧着工具 ダイスサイズ一覧
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バレルが長い端子を圧着したい場合


1.芯線バレルが長いタイプは複数回圧着が必要です。

オープンバレル端子の種類によっては芯線バレルが長いものがあり、弊社工具では一回で圧着できないことがあります。

そういった種類の端子は、芯線バレルを前後複数回に分けて圧着すれば確実に圧着可能です。


2.被覆バレルが高い種類の端子はPA-21で対応可能です。

ニューミニフィット等のバレルが高い端子には専用に設計されたPA-21で圧着すると、バレルが折れずに圧着可能です。




 

どうしても対応工具がわからない…という場合



●圧着工具選定サービスをご利用ください。


弊社にて工具選定を行うため、お手元の端子を5~10個ほどと、使用する電線の切れ端10cm、お客様のご連絡先(TEL・Eメールアドレス)を弊社の圧着工具選定サービス係までご配送ください。

弊社に届き次第、検証・選定し、お客様に対応工具をご連絡いたします。


宛先

〒537-0011

大阪市東成区東今里2-9-13

技術部 圧着工具選定サービス係


※お送りいただいた端子は返却できません。

※ご希望であれば、端子の仕上がりをご確認いただくため、圧着後の端子を配送いたします。

※ご配送いただくお荷物は着払いで結構です。

※検証にお時間をいただく場合がございますので、ご了承ください。


 

圧着に関して他にご不明な点がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください

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